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 平成19年版 犯罪白書 第5編/第1章/第5節 

第5節 被害者と被疑者の関係

 平成18年の主な罪名の検挙件数(捜査の結果,犯罪が成立しないこと又は訴訟条件・処罰条件を欠くことが確認された事件を除く。)を,被害者と被疑者との関係別に構成比で見ると,5-1-5-1図のとおりである。
 殺人は,親族及びその他の面識のある者に対して行われる比率が相対的に高く,傷害は,面識のある者と面識のない者とに対して行われる比率が相対的に高い。また,財産犯のうち恐喝は,面識のある者と面識のない者とに対して行われる比率が相対的に高く,それ以外の財産犯及び性犯罪は,面識のない者に対して行われる比率が総じて高い。ただし,性犯罪のうち,強姦は,面識のある者に対して行われる比率も比較的高い。

5-1-5-1図 主要罪名別検挙件数の被害者と被疑者の関係別構成比