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 平成19年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/3 

3 退去強制

 不法残留等の入管法違反者に対しては,その者を我が国から退去させる措置である退去強制手続(出国命令手続を含む。以下,本章において同じ。)が執られることになる。
 平成18年に入管法違反により退去強制手続を執った外国人は5万6,410人で,前年よりも762人(1.3%)減少した。これを違反事由別に見ると,不法残留が4万2,829人(75.9%)と最も多く,次いで,不法入国1万441人(18.5%),資格外活動1,736人(3.1%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。