侵入盗の認知件数は，平成10年以降増加し続けていたが，15年に減少に転じ，16年は29万595件（前年比12.8％減）となった。
　侵入盗のうち，ピッキング用具を使用するものの認知件数は，平成12年２万9,211件，13年１万9,568件，14年１万9,121件であったが，15年には9,351件と大幅に減少し，16年には更に半減して4,355件となった。また，サムターン回しを使用するものの認知件数は，15年は4,366件（前年比419.8％増）であったが，16年は1,763件（同59.6％減）であった（警察庁刑事局の資料による。）。