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 昭和39年版 犯罪白書 第三編/第三章/二/2 

2 婦人補導院からの仮退院

 婦人補導院からの仮退院については,III-73表のとおり,その人員は昭和三五年をピークに減少の傾向にある。また,出院者中,仮退院者の占める率は,逐年著しく低下しつつあり,仮出獄に比し,きわめて低い。

III-73表 婦人補導院出院者の出院事由別人員(昭和3〜37年)

 これは,収容者の減少とともに,その多くが,心身面や家庭環境などに複雑な事情を有しており,しかも法律上収容期間は六月と定められているなど,仮退院の制度を十分活用することに困難な事情があるからである。
 なお,仮退院の期間が短いのが特色であるが,なにぶんにも,仮退院者の数がごく限られているので,ここではIII-74表で,その許否の状況を示すにとどめる。

III-74表 婦人補導院仮退院許否の決定状況(昭和33〜37年)