2-3-2-1表は，最近10年間に裁判が確定した者の裁判結果を見たものである。

2-3-2-1表　全事件裁判確定人員

　平成15年の裁判確定人員は，前年より4万7,304人（5.1％）減少して87万7,070人であった。このうち，死刑に処せられた者は2人，無期懲役に処せられた者は117人であり，10年以降無期懲役確定者の増加傾向が続いている。また，15年の無罪確定者は，80人と最近10年間で最多となったが，これは裁判確定者総数の0.009％である。