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 平成16年版 犯罪白書 第1編/第2章/第1節/2 

2 暴力団犯罪の動向

 昭和49年以降について,暴力団構成員等による一般刑法犯及び特別法犯(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷及び交通関係法令違反その他の交通法令違反を除く。以下,本項において同じ。)の検挙人員の推移を見ると,1-2-1-3図のとおりである。平成元年以降3万人台で推移しており,15年は,前年より274人減少して,3万550人であった。そのうち暴力団構成員の検挙人員は,1万110人で,前年と比べ203人増加している。

1-2-1-3図 暴力団構成員等の検挙人員の推移

 1-2-1-4表は,平成15年における一般刑法犯及び特別法犯検挙人員に占める暴力団構成員等の人員を,主要罪名別に見たものである。暴力団構成員等の検挙人員は,一般刑法犯が2万265人(前年比140人減),特別法犯が1万285人(同134人減)であった。暴力団構成員等が占める割合が高い罪名は,脅迫,恐喝,賭博,逮捕監禁,覚せい剤取締法違反,競馬法違反及び自転車競技法違反である。また,暴力団構成員等の検挙人員における罪名別構成比を見ると,覚せい剤取締法違反が19.7%(6,016人)と最も高く,以下,傷害15.2%(4,651人),窃盗11.1%(3,396人),恐喝10.1%(3,092人)の順となっている。

1-2-1-4表 主要罪名別検挙人員に占める暴力団構成員等の人員