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 平成13年版 犯罪白書 第4編/第6章/1/(2) 

(2) 暴力的色彩の強い犯罪類型の増加

 最近5年間の窃盗を除く一般刑法犯の認知件数を見ると,暴力的色彩の強い強盗,傷害,強制わいせつ,器物損壊等の増加が顕著な上,恐喝,強姦及び暴行も増加傾向にある。ことに,平成12年には,傷害,暴行,脅迫,強姦,強制わいせつ,器物損壊等が大幅に増加した。これらの犯罪は,財物の取得を直接の目的とするか否かは別として,いずれも人の身体等に向けられた暴力的加害行為を含んでおり,暴力的色彩の強い犯罪類型の増加を特徴の一つとしてあげることができる。