前の項目   次の項目        目次   図表目次   年版選択
 平成13年版 犯罪白書 第4編/第6章/1 

1 刑法犯の認知件数の増加と検挙率の低下

 刑法犯の認知件数は,昭和49年の167万1,965件以降ほぼ一貫して増加を続け,平成8年以降は5年連続して過去最高を更新し,12年には325万6,109件に達している。12年の認知件数を昭和49年のそれと比較すると158万4,144件増加しているが,全罪種が一様に増加しているのではない。なお,この間に検挙率は,ほぼ一貫して低下を続け,平成12年は,42.7%へ低下した。