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 平成12年版 犯罪白書 第4編/第5章/第3節/3 

3 退院時の病状及び退院から犯行までの期間

 入院歴がある対象者のうち,本件犯行前に退院した1,620人について,直近退院時における病状及び直近退院時から本件犯行時までの期間を見ると,直近退院時に未治癒のまま退院した者は306人(18.9%)であり,病院から回答が得られないなどの理由のため,直近退院時の病状が不明な者は821人(50.7%)である。退院後1年以内に犯行に及んだ者は737人(45.5%)であり,そのうち,当該入院が措置入院であった者は129人である(法務省刑事局の資料による。)。