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 昭和38年版 犯罪白書 第四編/第三章/二/3 

3 麻薬受刑者の年齢

 麻薬受刑者の年齢別の分布をみるとIV-24表のとおり,二〇才代の者が四八・〇%で第一位を占め,三〇才代がこれについでいるが,これを全受刑者(昭和三六年一二月末日現在)の比率と対照すると,三〇才代の四二・四%は全受刑者の二八・九%を大きく上回っており,二〇才代の比率はむしろ低位であることがわかる。しかしこの表の数値を,前出の最近五年間の新受刑者の年齢別表(IV-19表参照)と対照すると若干のずれがみられ,二〇才代の比率が若干減り,三〇才代は逆に増加しているが,本表が在所人員の表であるのに対して,IV-19表は新受刑者を対象としているので,直ちに比較することは問題があろう。

IV-24表 麻薬関係受刑者の年齢別人員

 次に各群別の年齢構成を見ると,使用者には比較的若年者が多く,使用密売者がこれに次ぎ,密売者には四〇才以上の高年齢層の者が多く,とくに女子にこの傾向が顕著であるといえるようである。