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 平成10年版 犯罪白書 第3編/第2章/第4節/6 

6 非行少年率の推移

 III-23図は,任意に選択した年次の少年の世代別非行少年率が,その後の少年の成長に従ってどのように変化していくかを示したものである。昭和53年から3年ごとの56年,59年,62年,平成2年にそれぞれ12歳であった世代が19歳になるまでの年齢を横軸に,その非行少年率を縦軸にとって示したものである。世代別非行少年率は,どの年次をとっても類似した曲線を描いており,おおむね14歳から16歳の時に高率となり,17歳,18歳,19歳と年齢が高くなるにつれて低くなっている。

III-23図 非行少年率の推移