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 平成 9年版 犯罪白書 第1編/第3章/第7節/3 

3 文書偽造・有価証券偽造

 文書偽造・有価証券偽造の認知件数,検挙件数及び検挙人員の推移は,I-29図のとおりである。(巻末資料I-4参照)

I-29図 文書偽造・有価証券偽造の認知件数・検挙件数・検挙人員の推移

 認知件数は,昭和32年以降39年の9,057件までおおむね増加し,その後42年の5,000件まで減少した。43年以降増加に転じ,多少の起伏はあるものの,59年には1万5,154件と最高値に達した。その後はおおむね減少傾向にある。
 検挙件数も,ほぼ同様の推移を示している。
 検挙人員は,多少の起伏は見られるものの,おおむね横ばい傾向にある。
 平成8年の認知件数は9,811件,検挙件数は9,760件,検挙人員は1,985人,検挙率は99.5%である。