I-3表は，最近5年間における交通関係法令違反を除く少年特別法犯の罪名別送致人員を示したものである。平成5年の送致人員は，前年と比べて5,632人の減少となっている。5年の罪名別構成比を見ると，毒劇法違反が76.6％で最も高く，次いで，覚せい剤取締法違反が6.7％で，この二つの罪名で交通関係法令違反を除く少年特別法犯送致人員の8割強を占めている。
　なお，実数は少ないものの，ここ2,3年，大麻取締法違反の増加が注目される。

I-3表　少年特別法犯の罪名別送致人員