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 昭和62年版 犯罪白書 第2編/第3章/第1節/5 

5 新受刑者の刑名及び刑期

 II-26表は,新受刑者の刑名・刑期別構成比について見たものである。昭和61年は,死刑の執行を受けた者が2人,懲役が3万241人(98.7%),禁錮が331人(1.1%),拘留が77人となっている。前年に比べ,懲役で1,019人,禁錮で24人,それぞれ減少している。刑期別構成比を見ると,懲役については,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が39.1%で最も高く,禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が65.3%で最も高い。なお,刑期1年以下の比較的刑期の短い者は,懲役で38.9%,禁錮で78.9%となっている。

II-26表 新受刑者の刑名・刑期別構成比(昭和40年,50年,59年〜61年)

II-27表 初入受刑者の執行猶予歴・保護処分歴別構成比(昭和60年,61年)