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 昭和58年版 犯罪白書 第4編/第1章/第2節/3 

3 粗暴な非行の増加

 IV-2図は,最近5年間の少年凶悪犯及び粗暴犯の罪名別検挙・補導人員人口比の推移を昭和53年を100とする指数で見たものである。少年凶悪犯について見ると,殺人は起伏のある動向を示しているが,強盗は55年以降横ばい傾向にある。少年粗暴犯について見ると,傷害及び恐喝は,54年から増加に転じているのが注目される。