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 昭和56年版 犯罪白書 第3編/第2章/第1節/6 

6 初人受刑者の執行猶予歴及び保護処分歴

 新受刑者のうち,初人受刑者(初めて入所した者)について,執行猶予歴及び保護処分歴のある者を見ると,III-34表のとおりである。執行猶予歴のある者は,昭和55年では53.3%で,そのうち単純執行猶予が過半数を占めている。また,保護処分歴のある者の比率は,14.5%であるが,性別に分けて構成比を見ると,女子は6.3%で,男子の14.9%よりもかなり低率である。

III-34表 初人受刑者の執行猶予歴・保護処分歴別人員構成比(昭和54年,55年)