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 昭和53年版 犯罪白書 第1編/第2章/第6節/3 

3 日本人の国外犯

 I-56表は,日本人の国外における犯罪の通報受理状況を示したものである。昭和52年の通報受理件数は,114件であって前年より減少しているが,10年前の43年の23件と比べると約5倍となっている。その罪名別内訳は麻薬・覚せい剤関係の21.1%,関税・為替管理関係の18.4%等で,特別法犯が過半数を占めているが,刑法犯では傷害・暴行が11.4%と最も多く,詐欺・偽造,強盗・窃盗等がこれに続いている。
 犯行場所を見ると,韓国25件(21.9%),アメリカ17件(14.9%),イギリス12件(10.5%),タイ9件(7.9%),香港7件(6.1%)等,世界各地域に及んでいる。